LiferayがOSGi Allianceのモジュラー・ソフトウェア規格でリーダーシップを発揮
Board of Directorsへの参加により、Liferayが持つソフトウェアの拡張性と管理性を追求する姿勢がより鮮明に
米国カリフォニア州ロサンゼルス – 2015年2月18日発表-エンタープライズ向けオープンソースポータルベンダーであるLiferay Inc.は、OSGi Allianceの戦略的メンバーおよび団体運営を行うBoard of Directorsに選出され、協会における運営面および技術面で果たす役割を大きく拡大しました。
Liferayのシニア・ソフトウェア・アーキテクトである レイ・オージ(Ray Augé)が、OSGi AllianceのBoard of Directorsのメンバーに選出されました。参加メンバーには、IBM、オラクル、セールスフォース・ドットコム、NTT、アドビ、Paremus、ProSystなどが含まれます。さらにオージは、OSGiサービスプラットフォームを企業向けビジネスで利用するために必要な技術的条件や仕様を決定する、エンタープライズ・エキスパートグループの議長も勤めます。
OSGi AllianceにおいてLiferayが役割を拡大させること(詳細はこちらのブログ(英語))により、LIFERAYユーザのニーズに沿ったOSGi仕様の方向性を導くことができます。また、Liferayの長期製品戦略の一つであるモジュール化の推進とも、方向性があっています。LIFERAY PORTAL 6.2に導入されたOSGiは、今後のプラットフォームで利用されるモジュラーJavaアプリケーションを開発するためのフレームワークです。アプリケーションをコンポーネント化し、ソフトウェアのモジュールに移行していくことは、Liferayユーザにとっても大きな価値があると考えています。モジュール化することで、ポータルの導入を容易にし、新規機能開発プロセスを加速させ、メンテナンスやアップグレードの複雑さを軽減します。
「Liferayは、ソフトウェア開発のモジュール化アプローチとOSGi Allianceがソフトウェアの複雑さを軽減するために行なう役割を支持しています。そのことが念頭にあるため、OSGi Allianceに属している、ソフトウェア開発者が抱える問題を解決しているスマートな人々や経験豊富な会社と一緒に協業できることを楽しみにしています。」とレイ・オージは語ります。
OSGi Alliance理事会の統括責任者兼理事であるスーザン・シュワルツは、次のように述べています。「オージ氏とLiferayチームをOSGi Allianceリーダーシップグループへ歓迎します。世界の大企業で利用されているJavaベースソフトウェアを15年近く開発しているLiferayが持っている豊富な知識を心待ちにしています。Liferayチームがコンソーシアムにもたらす専門知識はとても価値のあるもので、共にクラウドやIoT(モノのインターネット)の戦略的ゴールを達成することを楽しみにしています。」
LIFERAYの詳細については、www.liferay.com/ja をご覧ください。